ブログタイトル、IDすら機械的で無個性 |
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サヨナラ |
唯一のテンプレートも個性を主張できるような余地はない、真っ白。
いや、何色だろうと何柄だろうと、唯一である以上は個性になどならないか。
しかし、ID、タイトル、テンプレートの選択を封じられ、もちろん所属カテゴリのようなものもないことで、ここでブログを開設しても、進んで公表しなければ、書き手が何者か、男なのか女なのかさえわからない。
と、思ったんだが。
寝る前に、昨日今日までにいくつか自分が書いたことを見直してふと気づいた。
なんだ、僕はもうずいぶんと自己紹介してしまっているんだな。
最初に書いた出身地はもちろん嘘だ。Googleの地図で「床屋」と検索したら最初に出てきた住所を使っただけだ。なぜ床屋かは気まぐれだ。
が、その後、職場の机から見た風景を書いたから、オフィスで働くタイプの社会人だとバラしてしまったことになり、さらに仕事中に何度も書き込んだり、またきっと同業者ならちょっと反応しそうなキーワードも使ってしまっているから、いわゆる「IT系」なことも告白しているようなものだ。
一人称を「僕」にしたのは意図的に性別や年齢がボケてるイメージ(と僕は思っている)ものを選んだのだが、自分の足を「スネ毛混じり」と言ってしまったから男だということはだいぶ決定的だ。女の人の足にもスネ毛が生えてることくらい知ってるけどね、普通は女の人は自分の足をそう言わないだろう。
つまるところ、無個性で、属性を隠蔽したままで、何か書き続けることはやはり現実的に相当難しい。
もちろん、ここで自らネタばらしした僕の属性も、嘘かも知れない。そしてそれはスウィーツと17歳の一方通行の恋心で溢れた「BOKU♪ぶろぐ」に睫毛を伸ばした上目遣いのプロフィールがあったとして、それが年齢詐称のネカマであったと言ったようなありふれた話と何ら変わらない。
とすると、この「無個性」を堪能できるのは本当に最初だけ、後は書けば書くほど「ただのブログ」になって行く。
ま、最初からある程度考えてはいたし、誰かが投稿で似たようなことを指摘していた気もするが・・・、やはり、そうなんだな、と今またはっきりと思った。
けどまあ、それならそれで、ゴチャゴチャうるさい余計なオマケが付いていないこのサービスで、僕が普通のブログを書いていくことは出来るわけなので、もう少し続けてみよう。
少なくとも実際、操作のし易さは感じているし。この潔い単純さに。
投稿者 xrny3v | 返信 (0) | トラックバック (0)